【TAF2008】2009年に放送予定のアニメ「冬のソナタ」予告編完成発表会開催

(2008/03/28)

 東京国際アニメフェア、ビジネスデー2日目に、アニメ「冬のソナタ」の製作発表および予告編完成発表会が行われました。
  冬のソナタは2002年に韓国KBSにて放映された全20話の実写ドラマ。2003年のNHK-BS2を皮切りに放送され、2004年以降NHK総合、TBSで再放送された。(この春からテレビ東京にて再放送されることが決定している。)「冬ソナ」の愛称で知られ、韓流ドラマおよび後に続くアジア系ドラマのブームのきっかけとなった作品であり、パチンコ版冬のソナタ第2弾が4月6日に導入開始されるなど今もなお根強い人気を持つ。
  今回初のアニメ化では、ドラマ版最終話にあたる20話の目の手術をするためにニューヨークへ渡っていた期間を描く。30分の全26話で構成され、2009年初頭を目標に日本と韓国で同時期放映される。

 発表会には、日韓共同代表トータルプロモーション株式会社代表取締役阪中彰夫氏、 BOFインターナショナル株式会社代表取締役ペ・ソンウン氏、 KEYEASTアニメ版プロデューサーイム・ジュンヒョン氏、キャラクター原案中山大輔氏が登壇。それぞれの冬のソナタにかける期待と意気込みを語った。

 ステージ後半では、この日のメインとなったアニメ版の予告編が上映された。予告編はアニメの冒頭となるニューヨークへの旅立ち部分。ニューヨークの地で知った人のいない寂しさから、ポケットの中から出てきた500ウォンコインに故郷を想う。
  さらに、本ドラマでジュンサンを演じたペ・ヨンジュン氏からのビデオメッセージが添えられ、「声だけで演技するのは大変だと思うが、ドラマとは違う感動を皆様に届けられるように一生懸命努力したい」とコメントした。
  このことから、声優としてペ・ヨンジュン氏が初挑戦ということになりそう。その他キャストは不明であり、日本版は予告編動画を見る限り吹き替え時に担当した萩原聖人氏の声が聞こえますが、こちらも未定とのことです。

なお、本予告動画同時公開されたアニメ「冬のソナタ」公式サイトにて視聴することが可能となっています。


(文・写真:大村)

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